エアバスの新型輸送機「ベルーガXL」 トレント700エンジンを搭載へ

エアバスの新型輸送機「ベルーガXL」 トレント700エンジンを搭載へ

ニュース画像 1枚目:エアバスの新しい超大型貨物輸送機「ベルーガXL」
© Rolls-Royce
エアバスの新しい超大型貨物輸送機「ベルーガXL」

エアバスが2019年に運航を開始する計画の新しい超大型貨物輸送機「ベルーガXL」について、搭載エンジンをロールスロイスのトレント700エンジンを選定しました。ロールスロイスが2015年9月10日に発表しました。

ベルーガXLは、国際分業で製作される大型部品の輸送力が現有のベルーガでは足りないため、2014年11月に開発が決定したエアバス機を製造するための新型輸送機です。現在のベルーガはA300をベースとしていますが、ベルーガXLはA330がベースとなり、貨物室の幅が1メートル太く、長さも6メートル長くなります。これによりA350 XWBの主翼が、ベルーガの2倍となる2本同時輸送が可能になります。

A330がベースとなることから、すでに1500基超を引き渡ししているトレント700エンジンが選定されたもので、ロールスロイスのメンテナンスサービス「TotalCare」を含め、契約額は7億ドル相当ととなります。

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