ピーチ、世界で初めて段ボールを使用した新しいチェックイン機を導入

ピーチ、世界で初めて段ボールを使用した新しいチェックイン機を導入

関西、那覇を拠点とする格安航空会社(LCC)のピーチは、2015年10月23日(金)から、新たな自動チェックイン機を導入しました。この新チェックイン機は、関空第2ターミナルの国際線に5台、導入されており、今後は就航する国内の各空港に順次導入します。

この新チェックイン機は、従来機の15インチと比べ、新チェックイン機は32インチの大型モニターと従来比2倍となり、外装の素材には段ボールを用いた仕様です。チェックイン機の素材に段ボールを使用するのは世界で初めてとなります。

大型モニターで、順番に並ぶ旅客にパスポートの準備を間接的に促す効果が期待出来るなど、トータルの時間短縮をめざしています。また、新チェックイン機は、予約番号を認識すると予約時の言語が自動で表示され、増加する訪日外国人の旅客への対応もスムーズになります。なお、ピーチはこのトータルエクスペリエンスの短縮を実現する一連のプロセスについて、特許を出願しています。

建築家がトータルデザインを手がけ、段ボールを使用しているとは分からない外観となっており、堅牢さも兼ね備えているチェックイン機となっています。段ボールを使用することで、コスト抑制につなげられ、チェックイン機の大型化に成功したものです。製造コストは約5分の1となったほか、従来機より底面積を縮小し設置スペースを抑えたほか、運搬時や設置時に発生する費用削減にもつながるものです。

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