実戦部隊のF-35Aが初めて爆弾を投下 2016年後半のIOC獲得へ弾み

実戦部隊のF-35Aが初めて爆弾を投下 2016年後半のIOC獲得へ弾み

ニュース画像 1枚目:2016年2月25日、ユタ州でGBU-12模擬弾を投下する388FW/34FSのF-35A
© U.S. Air Force photo by Jim Haseltine
2016年2月25日、ユタ州でGBU-12模擬弾を投下する388FW/34FSのF-35A

アメリカ・ユタ州の試験・演習場で2016年2月25日(木)、同州ヒル空軍基地(AFB)第388戦闘航空団(388FW)のF-35AライトニングIIが、初めて爆弾を投下しました。

投下したのは388FW第34戦闘飛行隊(34FS)の飛行隊長ジョージ・ワトキンス中佐で、GBU-12レーザー誘導爆弾の模擬弾をウエポンベイから投下しました。「シミュレーターで投下するのと違い、実際に爆弾を投下できる信頼性を構築したことが重要だ」と話しています。

空軍はこれまで爆弾投下の試験を行ってきましたが、実際に戦場に展開する部隊のF-35Aによるものは初めてで、これは2016年8月から12月までにF-35Aが初期作戦能力(IOC)を獲得するための重要なステップになるとしています。

ヒルAFBのF-35Aパイロット達は、3月上旬には戦闘で標準的な4機での編隊飛行訓練を開始します。

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