アメリカ国防総省は2016年4月7日(木)付で、ボーイングにAH-64Dアパッチの117機分をAH-64Eに改修する契約を締結したと発表しました。これを受け、ボーイングも4月14日(木)付で発表し、契約には機体の製造、乗員訓練、サポートやスペアの支援などを含め総額15億ドルとしています。
アメリカ陸軍はこれによりAH-64Eを690機導入する計画で、このうち今回の契約分を含め290機が未納入分となります。このAH-64Eは、アメリカ陸軍のAH-64Dの117機をボーイングのメサ工場に返却し、AH-64Eへの改修作業を行います。
AH-64Eへの改修で、AH-64Dから速度が速くなるほか、滞空時間を延長でき、コクピットのデジタル化が進化し、データ・リンク機能などが加わります。