BAEシステムズのテストパイロット、F-35Bで1,000回の垂直着陸を達成

BAEシステムズのテストパイロット、F-35Bで1,000回の垂直着陸を達成

ニュース画像 1枚目:F-35BライトニングII
© BAE Systems
F-35BライトニングII

BAEシステムズは、同社のテストパイロット、ピート"ウィザー"ウイルソン氏がF-35BライトニングIIで1,000回の垂直着陸を達成したと発表しました。アメリカのパタクセントリバー海軍航空基地で記録したものです。

ウィザー氏はSTOVLを特徴とするF-35Bのリード・テストパイロットで、この機種は建造中のHMSクイーン・エリザベス(R08)、HMSプリンス・オブ・ウェールズ(R09)のクイーン・エリザベス級空母に搭載される予定です。

ウィザー氏はこの記録にあわせ、毎日、チームと共に多くの離着陸とソーティを重ね、期待通りの性能を確認していますが、1,000回目は少し特別でしたと語っています。ただ、着陸はこれまで通り完璧なもので、F-35Bをイギリス海軍の戦闘機として導入する準備を整えていくとコメントしています。

なお、クイーン・エリザベス級空母での離発着の試験飛行は少なくとも3年後の予定ですが、それまでにも多くの試験を実施する予定です。ちなみに、F-35Bのスキージャンプ発進試験を2015年6月に行なっており、これもウィザー氏が担当しました。

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