三菱航空機、5月31日にMRJ飛行試験機2号機で初飛行 【画像】

三菱航空機、5月31日にMRJ飛行試験機2号機で初飛行 【画像】

ニュース画像 1枚目:MRJ、飛行試験機2号機が初飛行
© 三菱航空機
MRJ、飛行試験機2号機が初飛行

三菱航空機、三菱重工業は2016年5月31日(火)、開発中の次世代リージョナルジェット機MRJの飛行試験機2号機で初飛行を実施しました。

2号機は赤いラインが特徴で、5月31日は10時4分に名古屋空港を離陸し、太平洋上空の27,500フィート、約8,400メートルへ向かい、最高時速250ノットと時速でおよそ460キロメートルで、基本的な飛行特性を確認しました。飛行時間は約130分間でした。

2号機は今後、主にMRJの性能確認を目的とした飛行試験を実施します。 この初飛行を受け三菱航空機の森本社長は「2015年11月の飛行試験機初号機の初飛行と同様に、静かでスムーズな初飛行となりました。後続号機の開発も順調に進め、型式証明の取得、さらには量産初号機の納入に向け邁進していきます」とコメントしています。

三菱航空機は2016年7月以降に、アメリカ・ワシントン州のグラント・カウンティ国際空港を拠点とする飛行試験拠点に4機を移動し、試験飛行の開発を加速、2018年半ばの量産初号機の納入を目指しています。

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