国土交通省航空局は2016年6月17日(金)付けで、6月8日(水)に開催した「第19回航空安全情報分析委員会」の開催概要を発表しました。この委員会では、2015年度の国内航空運送事業者の運航による航空事故、重大インシデントと、そのとりまとめが報告されました。
このうち、航空会社が航空運送事業者が安全上のトラブルとして報告した件数は1,012件でした。2015年度は934件で78件が増加しました。事業者、機種別での内訳は以下の通りです。
■航空会社別の安全上のトラブル報告件数 合計：1,012件
ANAグループ：281件 (240件)
・ANA：220件 (168件)
・エアージャパン：12件 (17件)
・ANAウイングス：49件 (55件)
JALグループ：282件 (265件)
・JAL：179件 (158件)
・日本トランスオーシャン航空：39件 (17件)
・日本エアコミューター：12件 (22件)
・ジェイエア：40件 (60件)
・琉球エアコミューター：11件 (6件)
・北海道エアシステム：1件 (2件)
日本貨物航空：52件 (30件)
スカイマーク：80件 (111件)
AIRDO：39件 (39件)
ソラシドエア：25件 (34件)
スターフライヤー：26件 (34件)
ピーチ：33件 (24件)
ジェットスター・ジャパン：30件 (38件)
バニラエア：14件 (12件)
春秋航空日本：15件 (13件)
アイベックスエアラインズ：36件 (29件)
フジドリームエアラインズ：21件 (20件)
オリエンタルエアブリッジ：9件 (3件)
天草エアライン：3件 (3件)
新中央航空：14件 (9件)
その他航空運送事業者：17件 (14件)
航空機使用事業者：35件 (16件)
計：1012件 (934件)
■機種別の安全上のトラブル件数 合計：928件
737-400/-500：65件 (61件)
737-700/-800：219件 (223件)
747：52件 (30件)
767：151件 (147件)
777：109件 (82件)
787：65件 (47件)
A320：128件 (117件)
DHC-8(-400を除く)：21件 (12件)
DHC-8-400：31件 (38件)
CRJ：62件 (63件)
ERJ-170：35件 (46件)
Saab 340B：7件 (11件)
Do228：14件 (8件)
ATR：1件 (-)
その他：17件 (33件)
航空機使用事業機：35件 (16件)
