スリランカ航空、フランクフルト、パリ線を運休 2016/17冬スケジュール

スリランカ航空、フランクフルト、パリ線を運休 2016/17冬スケジュール

スリランカ航空は2016年6月27日(月)、コロンボ発着のフランクフルト、パリ線のヨーロッパ2路線を順次、運休すると発表しました。フランクフルト線のUL553、UL554便は10月30日(日)から、パリ線のUL563、UL564便は11月6日(月)から、それぞれ運休します。

スリランカ航空は、スリランカ政府が損失補填の補助金を今後も継続しないと判断したことから、採算性の観点から、路線の収益性を勘案し、今回の決定を下しました。原油価格が下落したことにより、同社の経営状況は改善しているものの、中東の航空会社がスリランカに乗入れ、中東を経由するヨーロッパ発の需要が増加しており、価格競争が激しくなっています。このため、短期的な改善は見込めないとしています。

スリランカ航空は、ドーハ、アブダビ線をデイリー運航しており、エティハド航空とカタール航空とのコードシェアを活用し、運休するフランクフルト、パリ線の需要を引き続き取り込む計画です。

なお、スリランカ航空はヨーロッパ路線でロンドン線を継続し、A330-300を使用します。詳しくはスリランカ航空のホームページ、または下記の関連ジャンルから「時刻表」を参照ください。

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