中国の成都航空は2016年6月28日(火)、同社が受領したARJ21初号機を初めて、定期便に投入しました。
ARJ21は、中国商用飛機有限公司(COMAC)が製造した中国製のリージョナルジェットで、エンジンはGEのCF34-10Aエンジンが搭載されています。初便は成都発上海・虹橋着のEU6679便で、機体記号(レジ)「B-3321」で運航されました。
成都航空は2015年11月にARJ21を受領し、これまでに乗員や整備士の養成を行ってきました。これを受け、乗務員52名、整備士52名などを養成し、運航認可などを得ました。同社は今後、8月に2機目を受領し、2016年内に3機を追加し、成都発着で上海・虹橋をはじめ、北京、南京、昆明、西安線などに投入される予定です。
成都航空はARJ21を30機、発注しています。