アメリカ空軍、KC-46Aペガサスで8月にも低率初期生産の開始決定へ

アメリカ空軍、KC-46Aペガサスで8月にも低率初期生産の開始決定へ

ニュース画像 1枚目:KC-46AペガサスとA-10サンダーボルトIIの空中給油
© Boeing / John D. Parker
KC-46AペガサスとA-10サンダーボルトIIの空中給油

アメリカ空軍第88航空基地航空団(88th Air Base Wing)は2016年7月15日(金)、KC-46ペガサスプログラムでマイルストーンCの生産意思決定に必要なすべての飛行試験を完了しました。これにより、今後、アメリカ国防省のフランク・ケンドール国防次官が検討、8月にも低率初期生産の判断が下される予定です。

7月15日には、オハイオ州ライトパターソン空軍基地で、KC-46ペガサスからA-10サンダーボルトIIへ1,500ポンドの燃料給油が行われました。アメリカ空軍はKC-46AとA-10などとの空中給油デモフライトを6回に渡り実施し、同プログラムの生産決定が前進する結果を得られたとしています。

KC-46Aはこのほか、アメリカ空軍のC-17グローブマスターIII、F-16ファイティングファルコンで空中給油ブームを使用、アメリカ海軍のF-18ホーネット、AV-8BハリアーIIは両翼下(WARP)ドローグ装置などを使用し、給油飛行を実施しています。

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