IHI航空・宇宙・防衛セグメントの第1四半期、受注は17%増 売上は減少

IHI航空・宇宙・防衛セグメントの第1四半期、受注は17%増 売上は減少

IHIの2017(平成29)年3月期第1四半期決算(2016年4月1日~6月30日)は、連結売上高3,414億円、営業利益106億円、経常利益45億円、四半期純利益は8億円でした。

このうち航空・宇宙・防衛セグメントは、受注高が前年17.4%増の328億円、売上高が前年比6.7%減の1,037億円、2.7%減の169億円でした。受注高の増加は航空エンジン、防衛機器システムの増加によるものです。売上高は民間機向け航空エンジンで円高の影響による減少、防衛機器システムで前年同期に艦艇用ガスタービンの引き渡しがあった反動での減少が響きました。

航空・宇宙・防衛セグメントでは航空エンジン、ロケットシステムや宇宙開発関連機器、防衛機器システムが含まれています。このうち、航空エンジンではボーイング向けのエンジンでGEと開発、製造を手がけているほか、航空自衛隊のX-2向けXF5-1実証エンジンなどを手がけています。

メニューを開く