キャセイ、747-400旅客機を退役 10月1日に羽田/香港線でラストフライト

キャセイ、747-400旅客機を退役 10月1日に羽田/香港線でラストフライト

ニュース画像 1枚目:キャセイパシフィック航空 747-400
© Cathay Pacific Airways Limited
キャセイパシフィック航空 747-400

キャセイパシフィック航空は2016年10月1日(土)、同社の747旅客機による最後の商用飛行として羽田発香港行きCX543便を運航すると発表しました。キャセイパシフィック航空は、747-400の退役を進め、新機材へ更新しています。

このラストフライトを記念し、キャセイパシフィック航空は公式Facebookを利用したキャンペーンを実施します。キャンペーンは、ボーイング747に関わる思い出をテキストや写真、動画を使い、Facebookでシェアし、応募者の中から抽選、審査で選ばれた10名を10月1日の最終フライトの離陸前の機体見学会に招待します。

キャセイパシフィック航空は、747シリーズの旅客機でおよそ1億6,000万人の旅客を輸送し、総飛行距離は月までの往復2,700回に相当します。香港の啓徳空港を最後に飛び立ち、現在の香港国際空港に最初に降り立った機体も747で、香港の航空業界の歴史にとって重要な役割を果たした機種としています。

2016年8月5日現在、キャセイパシフィック航空が保有する747-400は機体記号(レジ)「B-HKT」「B-HUI」「B-HUJ」の3機で、香港発着の羽田、成田、台北線を中心に運航しています。

なお、このほかキャセイパシフィックは747-400の貨物機、747-8Fを保有しており、貨物では主力機として活躍します。

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