朝日航洋、鉄板落下の重大インシデントを陳謝 川原樋川線の鉄塔建替工事で

朝日航洋、鉄板落下の重大インシデントを陳謝 川原樋川線の鉄塔建替工事で

ニュース画像 1枚目:朝日航洋 AS332L-1、関西電力資料より
© 関西電力
朝日航洋 AS332L-1、関西電力資料より

関西電力、朝日航洋は2016年8月5日(金)、川原樋川線の鉄塔建替工事で重大インシデントが発生したことを受け、陳謝しています。

8月5日10時23分ごろ、朝日航洋が運航するAS332L-1の機体記号(レジ)「JA9678」が川原樋かわらび川がわ線の鉄塔建替工事に関連する鉄板、約800キログラムの1枚を運搬していたところ、これが落下したものです。鉄板は鉄塔組立用クレーンの下に敷き、重量を分散するために使用するものでした。

落下場所は、奈良県吉野郡十津川村大字長殿付近の山中で、けが人や設備の損壊などは関西電力は、調査中と発表しています。この事案は航空局が「重大インシデント」に認定し、国土交通省運輸安全委員会が調査を行います。

運航していた朝日航洋は事故原因ては、運輸安全委員会の調査結果を待つとしていますが、社内での調査も行い、再発防止を図るほか、安全運航に努めるとしています。

※文中の一部を修正しました。

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