KLM、日本線の747ラストフライトの機長 出発前にケーキカット

KLM、日本線の747ラストフライトの機長 出発前にケーキカット

ニュース画像 1枚目:中央にオットー・ファン ブルッヘン機長
© KLMオランダ航空
中央にオットー・ファン ブルッヘン機長

KLMオランダ航空は2016年9月3日(土)、日本路線でボーイング747の運航を終了しました。ラストフライトはオットー・ファン ブルッヘン機長が操縦桿を握りましたが、ブルッヘン機長は1987年4月3日(金)のKLMの747による直行便の日本発初便に乗務した航空機関士でもあります。

出発前の機内で特別なケーキが運び込まれ、クルー全員が参加したケーキカットを行い、ラストフライトを祝いました。ブルッヘン機長は、「29年前、ロシア上空を通る直行便は週1便だけでした。当時、航空機関士だった私は誰よりも早く運航準備のため乗船し、燃料を153,000リットルも積み込むのにびっくりしました」と当時の思い出を披露しました。

また、機長は今後、成田線で運航される777-200や777-300についても「乗り心地も好評ですので期待してください」とコメントしています。なお、KLMによると747のラストフライトとなった9月3日の便は満席で、29年の歴史に幕をおろし、離陸しました。

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