海上保安庁は2016年10月22日(土)から11月10日(木)の20日間にわたり、海図作製のため、西之島の調査を行います。西之島は2013年11月に噴火、2015年11月から噴気などが確認されておらず、静穏な状態が続いています。
西之島周辺海域の航行船舶の安全を確保するため、海図を作製する目的で水深調査を行い、航空機による航空レーザー測量を行います。調査には、国土地理院の職員も同行し、地図作製の調査のため、測量船に乗船します。
調査は、海上保安庁海洋情報部所属の測量船「昭洋(HL-01)」と搭載艇、第三管区海上保安本部羽田航空基地所属の航空機「MA725」が使用されます。このうち、航空機は航空レーザー測量を行うもので、搭載する機器を使い、西之島周辺のごく浅い海域の水深、海岸線などのデータを取得します。
なお、海上保安庁が9月15日(*)に観測した西之島の形状は東西、南北とも約1,900メートル、面積は約2.68平方キロメートルです。