コパ航空、コロンビアでLCCを設立 「ウィンゴ」が12月に就航

コパ航空、コロンビアでLCCを設立 「ウィンゴ」が12月に就航

ニュース画像 1枚目:ウィンゴが使用する737-700、機体デザイン
© Wingo
ウィンゴが使用する737-700、機体デザイン

コパ航空とコパ航空コロンビアの親会社、コパ・ホールディングスは2016年10月20日(木)、コロンビアを拠点とする格安航空会社(LCC)、「Wingo(ウィンゴ)」の設立と、12月1日(木)から運航を開始すると発表しました。

コパ・ホールディングスは、ダイナミックな市場へ戦略的に対応し、グループ会社で蓄積した経験を活かし、低価格の移動を市場に提供するとしています。特にシンプルで分かりやすく、高い信頼性を重視する消費者に向けてLCCを設立したと説明しています。

ウィンゴはモノクラス142席の737-700を使用し、4機で運航を開始します。主に南アメリカ、中央アメリカ、カリブ海地域の10カ国に16都市に就航し、週70便を運航します。コロンビア国内線は5路線で週23便、国際線は12路線で週47便を運航します。就航地は、カンクン、ハバナ、アルバ、プンタカナ、メキシコシティ、サンアンドレス、パナマシティ、キト、カルタヘナなどが含まれます。

ウィンゴは独立事業として経営、流通システムと顧客サービスはコパ航空コロンビアの一ユニットとして機能します。シンプルな組織構造と低運航コスト、ポイント・トゥー・ポイントのビジネスモデルの採用で、利用者はサービス、設備など旅行に関わる各種サービスを希望に応じてパーソナライズできます。これにより、ウィンゴは低価格モデルに加え、コパ航空グループの信頼性の高いサービスとオペレーションと融合して運営が行われます。

なお、ウィンゴの航空券は開設されたウェブサイトで販売が開始されています。開設される路線は以下の通りです。

■ウィンゴの運航路線
<コロンビア国内線>
バランキヤ/サンアンドレス線:週3便
ボゴタ/サンアンドレス線:週3便
サンティアゴ・デ・カリ/サンアンドレス線:週5便
カルタヘナ/サンアンドレス線:週5便
ボゴタ/カルタヘナ線:週7便

<国際線>
ボゴタ/オラニエスタッド(アルバ)線:週2便
ボゴタ/パナマ・パシフィック(アライハン)線:週6便
サンティアゴ・デ・カリ/パナマ・パシフィック(アライハン)線:週2便
メデジン/パナマ・パシフィック(アライハン)線:週4便
サンホセ(コスタリカ)/パナマ・パシフィック(アライハン)線:週5便
ボゴタ/カラカス線:週7便
ボゴタ/カンクン線:週5便
ボゴタ/ハバナ線:週3便
ボゴタ/メキシコシティ線:週4便
ボゴタ/プンタ・カナ線:週2便
ボゴタ/キト線:週4便
サンホセ(コスタリカ)/グアテマラ シティ線:週3便

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