統合幕僚監部は2016年11月22日(火)、ロシア海軍のKa-27対潜哨戒ヘリコプターが東シナ海で飛行したことを受け、航空自衛隊の戦闘機を発信させ、対応したと発表しました。領空侵犯はありませんでした。
尖閣諸島の大正島と久場島付近を航行していたロシアのミサイル駆逐艦から離陸したとみられ、Ka-27対潜哨戒ヘリがこの付近で飛行が確認されたのは初めてとみられます。海上自衛隊が撮影した公開された画像は、不鮮明のため装備など詳細は不明です。
ロシアン・ヘリコプターズのホームページでは、Ka-27の性能について最大離陸重量は12,000キロ、最高速度は時速250キロ、航続距離は900キロ、上昇限度は5,000メートルとしており、武装はAT-1M、VTT-1、UMGT-1、APR-2など搭載できるとしています。