航空アライアンスのワンワールドは2016年12月5日(月)、世界一周運賃の自動運賃計算が可能になったと発表しました。旅行会社向けの予約端末で、新たな機能を提供しています。
これまで、大陸ベースのシンプルな運賃「oneworld エクスプローラー」運賃、 また距離ベースのフレキシブルな運賃「グローバル・エクスプローラー」運賃、世界一周せずに複数の大陸を訪れることができる「周回旅行」運賃は手計算が必要で、その航空券を販売する旅行会社が、現地税やその他の手数料なども含め、すべての金額について責任を負うこととなっていました。
しかし、「Sabre」「Abacus」「INFINI」関連の予約端末「GDS」で、予約、運賃計算が自動でできるようになり、全旅程の素早い見積もり、またGDSの計算による運賃が保障され、旅行代理店、顧客の利便性が向上します。
ワンワールドは世界で利用されている他の端末でも、この機能を拡大していく予定だとしています。詳しくは、ワンワールドのウェブサイトを参照ください。