国交省九州地方整備局、宮崎空港エプロン工事の瑕疵でNIPPOを指名停止

国交省九州地方整備局、宮崎空港エプロン工事の瑕疵でNIPPOを指名停止

国土交通省九州地方整備局は2016年12月28日(水)、同局が発注した2014年度の宮崎空港エプロン改良工事において、過失による粗雑工事が認められたとして、当該工事の施工者であるNIPPOに対し指名停止措置を行うと発表しました。指名停止期間は2016年12月28日(水)から2017年2月27日(月)です。

この工事について九州地方整備局は、横方向収縮目地部にひび割れを誘発させる目的で設置する「ひび割れ促進剤」を施工者が設置しなかったため、目地部でのひび割れが発生せず、目地部以外の箇所でひび割れが生じていた粗雑工事であると指摘、過失による粗雑工事を行ったことは、「工事請負契約に係る指名停止等の措置要領」や「指名停止措置要領」に該当するとしています。

なおNIPPOは、NEXCO東日本が発注する東日本大震災の舗装災害復旧工事において、独占禁止法違反があったとして、2016年12月2日から(金)から2017年2月14日(火)までの75日間、関東地方整備局から営業停止処分を受けていました。

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