36ASと35FW、厳しい気象条件の三沢対地射撃場で空中投下訓練を実施

36ASと35FW、厳しい気象条件の三沢対地射撃場で空中投下訓練を実施

ニュース画像 1枚目:C-130ハーキュリーズ、三沢対地射撃場で訓練を実施
© U.S. Air Force / Araceli Alarcon
C-130ハーキュリーズ、三沢対地射撃場で訓練を実施

アメリカ空軍三沢基地は2017年1月31日(火)、三沢対地射撃場「Draughon Range」で降雪と風速60mph、26.8m/秒と自身の足下が見えないような天候の中、空中投下訓練を実施しました。

横田基地の第36空輸飛行隊(36AS)がC-130ハーキュリーズで飛来、第35戦闘航空団(35FW)のF-16ファイティングファルコンがその飛行を支援し、三沢と横田の隊員が初めて実施する種類の共同訓練となりました。

視界が限られている中、C-130は計器飛行状態(IMC)でのフライトで、コクピットだけでなく、乗務する隊員それぞれが関連する機器を用い、地上のドロップゾーンへ的確なコントロールを演練する機会となりました。横田基地とは異なる場所と気象条件は、36ASが人道支援から戦闘状況下と様々な緊急事態の任務で物資輸送を行う対処能力を高める機会となりました。

また、C-130が飛行するにあたり、35FWのF-16ファイティングファルコンが安全に降下できるように敵防空網制圧(SEAD)を実施しました。36ASは、F-16によるSEADを学ぶ良い機会にもなったとしています。

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