787の製造ラインは夏ごろに計画通りになる?

787の製造ラインは夏ごろに計画通りになる?

航空専門誌「Flightglobal(フライトグローバル)」は787の製造ラインが60番台以降、テストフライト前の改修作業は必要なくなると伝えています。

全日空(ANA)へデリバリーされている機体では、機体番号(レジ)「JA801A」は製造番号「34488」、ラインナンバーが「8」、「JA802A」が製造番号「34497」、ラインナンバー「24」。ラインナンバーが「8」から「24」に飛び、製造ラインの順番にデリバリーが行われておらず、「8」から「24」だけでも2機の間には15機が製造されているはず。機体の改修作業が進められている痕跡が、こうしたところからも伺うことができます。

787のデリバリースケジュールも遅れるというアメリカの調査会社の観測もあります。ただ、最近ではラインナンバー「35」のエアインディアへデリバリーが予定されている機体がテストフライトを行い、作業も進んでいる模様。もちろん、全て順番通りに進んではいないので60番台まで先は長いですが、フライトグローバルでは夏ごろには計画通りの行程で進められそうと伝えています。

逆に、航空ファンにとってみると、完成されていない787がぞろぞろしているエバレットの珍しい様子を見るには、今がチャンスかもしれません。

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