アメリカ海軍は、シンガポールに寄港し、オーストリアに向かうと見られた空母「カール・ヴィンソン(CVN-70)」を旗艦とする空母打撃群を朝鮮半島付近に展開し、北朝鮮のミサイル発射や核実験などの事態に対処すると発表しました。スターズ・アンド・ストライプスなどが、アメリカ太平洋軍の発表として伝えています。
ミサイル駆逐艦「ウェイン・E・マイヤー(DDG-108)」と「マイケル・マーフィー(DDG-112)」、ミサイル巡洋艦「レイク・シャンプレイン(CG-57)」などに加え、潜水艦も伴っているとみられます。
CVN-70は、第2空母航空団(CVW-2)を伴い、2017年3月20日(月)に釜山港を出港していたもので、オーストラリアへ寄港する計画を変更し、再び朝鮮半島に向かうこととなります。
■CVW-2所属飛行隊 第4ヘリコプター海上作戦飛行隊 (HSC-4) ブラック・ナイツ MH-60S 第78ヘリコプター海洋攻撃飛行隊 (HSM-78) ブルー・ホークス MH-60R 第2戦闘攻撃飛行隊 (VFA-2) バウンティ・ハンターズ F/A-18F 第34戦闘攻撃飛行隊 (VFA-34) ブルー・ブラスターズ F/A-18C 第137戦闘攻撃飛行隊 (VFA-137) ケストレルズ F/A-18E 第192戦闘攻撃飛行隊 (VFA-192) ゴールデン・ドランゴンズ F/A-18E 第113早期警戒飛行隊 (VAW-113) ブラック・イーグルズ E-2C 第136電子攻撃飛行隊 (VAQ-136) ガントレッツ EA-18G