ソラシドエア、2017年3月期の決算を発表 営業収入、当期純利益が過去最高

ソラシドエア、2017年3月期の決算を発表 営業収入、当期純利益が過去最高

ソラシドエアは2017年5月26日(金)、2017年3月期の決算を発表、営業収入は前年度比0.2%増の381億5,300万円、営業利益は97.8%増の39億8,200万円、経常利益は106.2%増の34億2,700万円、当期純利益は155.1%増の23億7,400万円でした。営業収入、当期純利益が過去最高となり、10期連続の黒字を達成しました。

ソラシドエアは運航面で、那覇空港の整備拠点を強化、オペレーションコントロール機能の整備に取り組み、運航品質の向上を図りました。運航実績は、熊本地震の影響から、2016年4月中旬から5月末にかけての132便の欠航が影響し、年度では332便が欠航、就航率は98.7%でした。定時出発率は、熊本地震、混雑空港の羽田、那覇の両空港の影響から、前年度90.5%から88.7%と下がりました。

ただし、輸送実績は提供座席数は前年度比0.2%減の2,650,734席、有償旅客数が5.7%増の1,752,713人、有償座席利用率が65.9%で前年度の62.3%となり、前年度より旅客数、利用率ともに増加しました。

当期の見通しは、営業収入379億円、当期純利益10億円を目指しており、8月には就航15周年の節目を迎えます。同社では引き続き、「九州・沖縄の翼」として取り組む方針です。なお、ソラシドエアは羽田発着で宮崎、熊本、長崎、鹿児島、大分線、那覇発着で 宮崎、鹿児島、神戸、名古屋(セントレア)、石垣線を運航しています。

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