JAXA、D-NETを活用したドクターヘリ等の情報共有に関する協定を締結

JAXA、D-NETを活用したドクターヘリ等の情報共有に関する協定を締結

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2017年6月2日(金)、国立病院機構災害医療センター、朝日航洋を代表幹事とする国内のドクターヘリ運航会社12社、ウェザーニューズと、ドクターヘリなどの位置動静情報を共有化する協定を締結しました。

現在、総務省消防庁の消防防災ヘリコプターでは「災害救援航空機情報共有ネットワーク(D-NET)」D-NETをベースにした「集中管理型消防防災ヘリコプター動態管理システム」とドクターヘリの分野でウェザーニューズが開発した「FOSTER-copilot」と「FOSTER-GA」を用いた動態管理を行うシステムが普及しています。消防防災ヘリコプターは76機のうち、56機が対応可能となっています。JAXAは、熊本地震で救援活動に従事する消防防災ヘリコプターやドクターヘリなどの情報を一元管理し、効率的な運用につなげています。

今回の締結は、この「災害救援航空機情報共有ネットワーク(D-NET)」を含め、災害発生時の救助活動をより迅速かつ円滑に行えることを目的としています。詳しくは、JAXAのウェブサイトを参照ください。

期日: 2017/06/02
メニューを開く