ダッソー・アビエーション、2,500機目のファルコンジェットを納入

ダッソー・アビエーション、2,500機目のファルコンジェットを納入

ニュース画像 1枚目:2,500機目のファルコン納入となったファルコン900LX
© DASSAULT AVIATION
2,500機目のファルコン納入となったファルコン900LX

ダッソー・アビエーションは2017年7月20日(木)、2,500機目のビジネスジェット「ファルコン」ファミリーを納入したと発表しました。区切りの機体はファルコン900LXで、アメリカのリトル・ロック完成センターでアメリカを拠点とする顧客に引き渡しされました。同社は、1965年に初めてのファルコンが納入されて以来、その性能、快適性、経済性、効率性などが高く評価されてきたことを示す重要なマイルストーンだとしています。

ダッソーはファルコン20をビジネスジェットとして市場に提供、半世紀にわたり「ファルコン」ブランドは卓越さ、品質、技術革新といった点から多くの運航者に受け入れられてきました。また、ファルコンは創設者のマルセル・ダッソーの熱意をエンジニア、技術者、職人たちが共有し、その設計、製造やサービスに反映してきた製品です。

この半世紀で、ファルコン・ジェットは世界中90カ国、およそ1,230人の運航者により、1780万飛行時間に達しています。また、納入された2,500機超のファルコンのうち、2,100機超が現役です。ダッソーでは、ファルコン機が高品質で堅牢な機体であること、それを支える多くのスタッフのたゆまぬ努力を示すものとコメントしています。

現在は、ファルコン8Xが超長距離を飛行する3発エンジン搭載機として、ビジネスジェット市場でも確固たる地位を保ち、デジタル飛行制御の搭載など最新の技術が導入されています。また、2020年に市場に投入される予定のファルコン5Xウルトラワイドボディ機の開発も進められています。

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