ベルヘリコプター、V-280バローの最終組立が完了 秋に初飛行へ

ベルヘリコプター、V-280バローの最終組立が完了 秋に初飛行へ

ニュース画像 1枚目:V-280バロー
© Bell Helicopter
V-280バロー

ベルヘリコプターは2017年9月6日(水)、開発を進めるV-280バロー(ヴェイラー)の組み立てが完了し、今秋の初飛行に向けて大きな区切りを迎えたと発表しました。ベルヘリコプターは第3世代のティルトローター機として2013年4月、アメリカ陸軍航空協会(AAAA)のフォーラムで発表、アメリカ陸軍の統合多目的/将来垂直離着陸機(FVL)技術実証機(JMR/TD)計画に選定され、開発が進められています。

V-280は、任務を成功に導く要求される速度、航続距離、操作のしやすさなどを考慮した設計が採用され、メンテナンスの容易さ、安全性を高めるため両翼端のエンジン・ナセルは固定されるなど、新しいイノベーションが採用されています。これにより、固定翼の高速性能と、低速の俊敏性を確保し、任務に最適な機動性と柔軟性を提供する機材となります。

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