空自のスクランブル発進、2018年度1四半期は271回 前年から42回増

空自のスクランブル発進、2018年度1四半期は271回 前年から42回増

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© 航空自衛隊
航空自衛隊 戦闘機

防衛省統合幕僚監部は2018年7月18日(金)、2018年度1四半期の緊急発進(スクランブル)の実施状況について発表しました。

発表によると、2018年度1四半期のスクランブル発進の回数は271回で、前年同期の229回から42回増となりました。推定を含むスクランブル発進の内訳は、中国機に対して173回と全体の約64パーセント、ロシア機が95回で約35パーセント、その他が約1パーセントでした。

地域別では、北海道を所管する北部航空方面隊が65回、中部航空方面隊が24回、西部方面航空隊が12回、南西諸島を所管する南西航空混成団が170回の緊急発進を実施しました。

2018年度1四半期の特徴として、中国機に対する緊急発進回数は増加、ロシア機に対する緊急発進回数は減少しており、特異な飛行として15回公表されています。また、推定を含め、中国機では戦闘機、ロシア機では情報収集機に対しての緊急発進が、多く実施されています。

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