ヴァージン・オーストラリア航空は2025年9月2日、エンブラエルE190-E2型機を初めて受領しました。同社は現行のフォッカー100型機の後継機として8機を発注しており、2026年までに順次納入される予定です。
今回の新造機は、米国のリース会社「アゾーラ」からのリース導入。西オーストラリア州を拠点とする地域航空会社ヴァージン・オーストラリア・リージョナルが運航を担います。なお、オーストラリアの航空会社による同型機の運航は初めてとなります。
新型機はプラット・アンド・ホイットニー製PW1900Gエンジンを搭載し、現行のフォッカー100型機に比べて燃料消費と二酸化炭素排出量を約30%削減。また、騒音低減や持続可能な航空燃料(SAF)への対応など環境性能も強化されています。