ボンバルディア、CRJ-550を正式発表 ユナイテッドが50機導入

ボンバルディア、CRJ-550を正式発表 ユナイテッドが50機導入

ニュース画像 1枚目:CRJ-550
© Bombardier
CRJ-550

ボンバルディアは2019年2月6日(水)、新たに3クラス制で50席を装着するCRJ-550を市場投入すると発表しました。CRJの新シリーズとしてCRJ-700をベースに新たな型式証明を取得し、ユナイテッド航空がローンチカスタマーとして新機種を50機、導入します。

CRJ-550は、北米市場で700機超が運航されている50席規模の更新機として投入されます。これまでCRJシリーズで開発されてきた機内の居住性や機能性の高さを引き継ぎ、機内持ち込み手荷物のスペースを確保し、前世代の機材より快適性が向上します。現在運航されている50席仕様の機材と比べ、足元の広さが確保されていることも特徴です。

このCRJ-550は現在のアメリカ国内での運航要件を満たしつつ、3クラスの客席仕様を提供できる唯一のリージョナル機として提供されます。これにより、CRJ-200からCRJ-900まで確保されているコクピットの共通性を活かします。

ローンチカスタマーとなるユナイテッド航空は、新たなCRJ-550を2019年末までに導入する予定です。座席仕様はユナイテッド・ファーストが10席、エコノミープラスが20席、エコノミーが20席の計50席です。これにより、50席モノクラス仕様の機材を更新し、ユナイテッド航空が展開するネットワーク全体で小規模都市にも上級クラスの座席を提供します。

この機材導入により、リージョナル路線でも快適な上級クラスの座席を提供し、LED照明による最先端のインテリア、Wi-Fi環境などを通じ、快適な客室空間を提供します。セルフサービスの飲料やスナックステーションも設けられます。

なお、ユナイテッド航空はリージョナル路線を運航するゴージェット(GoJet)と提携し、シカゴ発着、ニューアーク発着の一部の路線で、2019年後半にCRJ-550の運用を開始します。

メニューを開く