エンブラエル、3機目のC-390ミレニアムをブラジル空軍に納入

エンブラエル、3機目のC-390ミレニアムをブラジル空軍に納入

ニュース画像 1枚目:C-390ミレニアム
© Embraer
C-390ミレニアム

エンブラエルは2020年6月29日(月)、3機目のC-390ミレニアムをブラジル空軍(FAB)に納入したと発表しました。C-390は第1輸送群(GGT)で運用されます。2019年に納入した2機と、今後納入される25機と共に、空中給油を主任務とする予定です。

C-390は、FABとエンブラエルの共同プロジェクトとして開発された中型ターボファン双発の輸送機です。人道支援、医療輸送、捜索救助、空中消火、貨物および軍隊輸送、空中給油などで運用でき、ポルトガル空軍も発注しています。

現在、FABで運用するC-390は、新型コロナウィルス(COVID-19)感染対策で救急車、医療機器、マスクや手袋などの医療物資などを輸送する人道ミッションで活躍しています。

C-390はインターナショナル・エアロ・エンジンズV2500を2基搭載し、最大速度870キロメートル、最大26トンの貨物を運ぶことができ、サンパウロ州のガビアンペイショート工場で生産されています。

期日: 2020/06/29から
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