愛媛県と山口県は2021年3月1日(月)、「山口県・愛媛県消防防災ヘリコプター相互応援協定」を締結しました。協定により、両県は自県の消防防災ヘリコプターを運航できない場合、相手県に応援を要請できるようになります。愛媛県は川崎製BK117C-1型機の機体記号(レジ)「JA117E」、山口県はレオナルド製AW169型機のレジ「JA35AR」を運航しています。
相互応援協定では、検査や整備などで自県ヘリが運航できない場合をはじめ、他の用務に出動して自県ヘリで対応できない場合、また自県ヘリだけで十分に対応できない場合に応援を要請できます。主な要請内容は、救急、捜索・救助、火炎防御、災害応急対策などです。
また、この協定を受け、応援時の活動が円滑に実施されるように防災訓練など相互に参加する機会を設けます。愛媛県はこれまでに四国4県に加え、広島県と防災ヘリ相互応援協定を締結しており、山口県との協定で6県目です。