ピーチ2021年3月期決算、最終損失295億円 3期連続赤字

ピーチ2021年3月期決算、最終損失295億円 3期連続赤字

ニュース画像 1枚目:ピーチ A320neo
© ANA
ピーチ A320neo

ANAグループで格安航空事業(LCC)を担うピーチ(Peach Aviation)は2021年6月29日(火)、2021年3月期の売上高219億500万円と公表しました。前期の2020年3月期は売上高710億7,000万円で、今期は前期比69.2%減でした。新型コロナウイルスの影響による外出自粛が大きく影響している状況が営業収益に現れました。

事業費は2020年3月期は726億円でしたが、2021年3月期は531億円。前期の27%減で、新路線の開設、運航便数の維持など運航規模を保った状況が伺えます。営業損失は359億円、純損失は295億円でした。最終損益は2019年3月期に1億9,300万円の赤字、2020年3月期に94億9,200万円の赤字で、3期連続の赤字です。

なお、ピーチは2019年3月期、バニラエアとの統合に関連する費用を前倒しで計上したことから、最終損益で赤字を計上していますが、この時点までは6期連続の増収、営業黒字を達成していました。

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