スホーイの戦闘攻撃機が2020年までのロシア空軍の中核に

スホーイの戦闘攻撃機が2020年までのロシア空軍の中核に

ロシアAST(Analysis of Strategies and Technologies)センターは、ロシアの戦術機に関する市場調査を実施し、現在ロシア空軍戦術機の2/3を占めるスホーイ機が、2020年まで同空軍の中核を占めるだろうとの予測を2012年8月9日に発表しました。

現在スホーイ設計局が開発した戦闘機は、ロシア空軍全戦闘機の40%以上を占めています。これらは、12機の新造Su-27SM3と、地上攻撃可能なグラスコクピットを持つアップグレード型のSu-27SMを含むSu-27シリーズです。そして最近では複座型のSu-30M2と、多機能なSu-35も納入されています。

地上攻撃機に関してはスホーイの独壇場で、Su-24とSu-25、そして2008年からはSu-34が配備についています。これらの戦闘機と地上攻撃機をまとめると、スホーイ機はロシア空軍の戦術機の65%以上を占めています。

ロシア空軍は2008年にSu-34を発注、2009年にSu-35SとSu-27SM3、Su-30M2を発注、2012年にSu-34とSu-30CMを発注しており、ASTセンターは、2020年までの国家軍備計画のなかでスホーイ機が中核を占めることに注目しています。

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