米行きエア・インディア機 ロシア極東「マガダン」にダイバート、エンジントラブル発生で

米行きエア・インディア機 ロシア極東「マガダン」にダイバート、エンジントラブル発生で

ニュース画像 1枚目:成田国際空港 2010年5月8日撮影 VT-ALH ボーイング777-237/LR エア・インディア
© FlyTeam PINK_TEAM78さん
成田国際空港 2010年5月8日撮影 VT-ALH ボーイング777-237/LR エア・インディア

エア・インディアは、2023年6月6日にデリーを出発したサンフランシスコ行きAI173便が、ロシア極東のソコル空港(マガダン)へダイバート(目的地外着陸)したことを明らかにしました。機材は、ボーイング777-200LR型機「機体記号:VT-ALH」。6日午前4時過ぎ、ほぼ定刻でデリーを出発したAI173便は、8時間ほど飛行したのち東シベリア海へ進出する手前で、1つのエンジンに不具合が発生。ロシア極東時間18時ごろ、マガダン空港に着陸しました。

ニュース画像 1枚目:AI173便の航路 (flightradar24より)
© flightradar24
AI173便の航路 (flightradar24より)

マガダン空港はロシア国内線のみの就航ですが、アエロフロート・ロシア航空がモスクワ便を777-300ERで運航するなど、大型機の発着が可能な空港です。周辺には宿泊施設が乏しいものの、ロシア当局の協力により搭乗していた乗客216名は、仮設宿泊施設に移動することができたとのことです。

エア・インディアは、7日午後にもムンバイからの救援機を送り込むことを表明。食料やその他の必需品を運んだのち、乗客は救援機に乗り込みサンフランシスコへ向かう模様です。

現在、ロシアによるウクライナ侵攻のため、多くの国ではロシア上空の通過を見合わせています。

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