国土交通省・航空局は2023年12月5日、日本とサウジアラビアとの航空当局間協議を実施し、その結果を発表しました。これまで、関西国際空港と中部国際空港のみで両国間の運航が認められていましたが、今回新たに成田空港の発着が認められました。これにより、両国の航空会社が成田空港とサウジアラビアとの間で定期便を運航することができるようになります。
サウジアラビアで長距離国際線を運航する会社は、サウディアとリヤド・エアのいずれも国営航空。サウディアは王室関連や、チャーター便で成田空港への飛来実績があります。また、リヤド・エアはすでに787-9を72機(うちオプション33機)の発注を済ませ、2025年の運航開始を目指しています。いずれも、日本とサウジアラビア間での定期便開設に期待が寄せられます。