航空大学校、訓練飛行の安全性向上めざしJAXAと共同研究

航空大学校、訓練飛行の安全性向上めざしJAXAと共同研究

航空大学校は2013年6月から2016年3月31日まで、宇宙航空研究開発機構(JAXA)とCRMに関する共同研究を実施すると発表しました。CRMは「Crew Resource Management」で、安全で効率的な運航を行うため、乗員や機器などあらゆる資源を使うこと。これにより、ヒューマンエラーを未然に防止することをめざしています。

航空大学校では基礎過程の飛行教育にCRMを日本で初めて、2012年に本格導入。航空大学校は日々の訓練から得たCRMのデータ、訓練現場の意識調査をJAXAへ提供。JAXAが訓練生と教官の意識の相違、問題点を抽出、解析。ここからCRM教育の指針を構築、再び航空大学校で指針に基づいた訓練の活用、評価を行い、JAXAでは活用状況の評価と改善を行います。

これにより、航空大学校ではJAXAとの共同研究で、効果的なCRM教育を構築する取り組みを進め、訓練飛行の安全性向上をめざします。

期日: 2013/06/03 〜 2016/03/31
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