アメリカ海軍は2013年8月20日、海軍海洋観測局(NAVO)のDC-3沿岸観測機が、フロリダ州メイポートの第4艦隊司令部に到着したと発表しました。
このDC-3沿岸観測機は、海洋観測と水路測量用のデータを収集するもので、キングエア200と置き換えられます。機内には沿岸マッピング・画像ライダーシステムが搭載されています。
今回の飛行は、カリブ海と中央アメリカ地域での観測能力を実証するためのものです。ハリケーンや津波などの自然災害対策と、麻薬密輸対策のために水路や浅瀬を調査する必要があります。
画像を見ると、エンジンがターボプロップに換装されたDC-3であることが分かります。すでに古典機の仲間入りをしているDC-3ですが、使えるものはなんでも使う方針なのでしょう。