ロールス・ロイスは2014年2月26日、今後10年以内に商業化する次世代エンジンの詳細を発表しました。
ロールス・ロイスのTrentシリーズは、A350 XWBに採用されるなど、現在全世界から2,500基以上を受注しています。
次世代エンジンは、AdvanceとUltra Fanの2種類の新しい設計が取り入れられます。
Advanceは、2020年までに商業化を予定しているもので、初代Trentエンジンと比べると燃焼効率が高まり、二酸化炭素の排出量を20%以上減少させます。
また、Ultra Fanは、2025年以降に利用可能となる可変ピッチ・システムを持つギア ードデザインを持つエンジンで、燃焼効率、排出ガスともに初代Trentエンジンと比較で25%以上 向上する予定です。