航空自衛隊、次期政府専用機の提案要求 説明会開催へ

航空自衛隊、次期政府専用機の提案要求 説明会開催へ

防衛省航空幕僚監部は次期政府専用機の提案要求の手続きを進めています。2014年4月22日に提案希望申込書の配布、4月25日は提案要求書の概要説明と質疑応答を行います。航空自衛隊は2014年1月27日付けで、次期政府専用機の提案要求に関する公告を官報に掲載、2月3日にこの説明会を開催しました。

これを受け、新たに政府専用機2機を調達する手続きを進めているものです。すでに政府専用機の条件として、アメリカ東海岸へ直航でき、天皇陛下や首相の輸送に必要な装備と随行員のためのスペースがあり、将来にわたり国内の民間航空会社等による整備体制が確保される見込みのあるものとされていますが、これに加え、現在の政府専用機747-400の2機と同じく機体と特別仕様への改修などを含む条件があります。

改修に加え、維持整備体制の準備などの器材、役務、教育訓練に関する器材なども一括して調達します。

1月時点で可能性のある機種としては777、787と、A350 XWBでしたが、ANAが777Xも発注していることから、777をベースとした派生系にも可能性がありそうです。いずれにしろ、747-400の退役まで数えるほどとなり、新機材にも注目が集まりそうです。

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