プラット&ホイットニー、A320neo向けPW1100Gエンジンを出荷

プラット&ホイットニー、A320neo向けPW1100Gエンジンを出荷

プラット・アンド・ホイットニーは2014年5月20日、初めてのA320neo向けのPW1100G-JMエンジンを予定通り、出荷したと発表しました。フロリダ州ウェストパームビーチの同社工場で組立、テストが行われました。

プラット・アンド・ホイットニーはすでに認証テストの75%を完了し、要求された性能は全て満たしているとしています。テストでは9,000時間におよぶ厳しい科目を終了し、エンジンの能力、信頼性は高いとしています。A320neoが初飛行を予定している2014年夏までの準備は予定通りに進捗しているとしています。

PW1100G-JMエンジンは引き続き2014年後半も計画されているテストを行い、2015年第4四半期にA320neoで運航を開始します。

このPW1100G-JMエンジンは2013年5月15日、プラット・アンド・ホイットニーの保有機に搭載し、初飛行を行いました。現在のA320と比較し、PW1100G-JMエンジンを搭載するA320neoは燃費効率が15%向上する見通しで、騒音は75%改善されます。

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