宇宙航空研究開発機構(JAXA)航空事業本部は2014年6月24日、「D-SEND」プロジェクトで2回目試験に向けた準備作業を開始したと公表しています。JAXAは7月22日から試験フェーズへの移行を目標に再試験を実施すると発表しています。
特設サイトでは超音速試験機の試験飛行にむけ、組立作業を行う様子が紹介されています。試験は2013年と同じくスウェーデン・エスレンジ実験場で行います。
JAXAは全長約8メートル、重さ約1トンのモデル機を使い、ソニックブーム低減効果と機体の飛行バランスを確認する試験を行い、JAXAが将来に描く50人乗りの小型超音速旅客機開発に向けた研究に活かします。