ロッキード・マーティンは、2014年9月15日、アメリカ空軍研究所(AFRL)、ノートルダム大学と協力して、航空機搭載用レーザー・ターレットの実験を実施したと発表しました。
このレーザー・ターレットは、国防高等研究計画庁(DARPA)とAFRLによる360度カバー高エネルギー・レーザー兵器向けに開発しているもので、航空機適応・航空光学ビーム・コントロール(ABC)ターレットを搭載したファルコンがミシガン州で8回、フライトしました。
ABCターレット・システムは、航空機の上下背後に迫る敵機や敵ミサイルを破壊するよう設計され、ロッキード・マーティンの空力技術と光学補正技術で、ターレットによる気流の乱れを最小限にします。
ターレットの部品すべてが、アメリカ空軍とFAAが定める耐空性能を満たしていることが確認され、2015年以降も実験を継続します。