ATR、トランスヌサにATR 42-600初号機を納入 FIFOチャーター向け

ATR、トランスヌサにATR 42-600初号機を納入 FIFOチャーター向け

ATRは2014年9月25日、インドネシアでチャーター便を運航するトランスヌサ・アヴィエーション・マンディリへATR 42-600初号機を引き渡したと発表しました。トランスヌサはさらに3機を受領するオプション権を保有しています。

トランスヌサ ATR 42-600

トランスヌサが導入したATR 42-600はインドネシアで初めての同型機です。同社はインドネシアの石油コンソーシアムと掘削現場に勤務する労働者を輸送し、数週間の勤務後に休暇で都市へアクセスするためのチャーター便、いわゆる「フライ・イン、フライ・アウト(fly-in, fly-out:FIFO)」を運航しています。

チャーター運航契約は5年で、短距離の未舗装滑走路を使用できるATR 42-600は、厳しい条件下でも運航が可能です。さらに、グッドデザイン賞を受賞している「アルモニア(Armonia)」のシートで乗客に快適性を提供できるとしています。

トランスヌサは、ATR 42-600を使用したFIFOチャーターを2014年11月から開始する予定です。運航はジャカルタのハリム・ペルダナクスマ国際空港を離発着し、マタク島のマタク空港を週6往復便、運航します

トランスヌサはATR機について、メンテナンス、保守管理のグローバルメンテナンス契約(GMA)も5年契約を締結しており、期間中はスペアパーツの供給を受け、整備体制を整えています。

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