ボーイング、防衛サービス・サポート部門を再編成

ボーイング、防衛サービス・サポート部門を再編成

ボーイングは、2014年9月29日、防衛サービス・サポートをオクラホマ州オクラホマシティとミズーリ州セントルイスに集中すると発表しました。

現在ワシントン州で働く防衛サービス・サポート関連の人員約2,000人を異動して、オクラホマシティで900人、セントルイスで500人を増員し、そのほかフロリダ州ジャクソンビルとメリーランド州パタクセントリバーにも作業を移します。

ボーイングでは従業員や地域経済への影響を最小限にするとし、それでもなおシアトル地区ではP-8やKC-46Aといった新型軍用機の生産があるとしています。

ボーイングでは競争力をいっそう高めるためと説明していますが、国防費削減で防衛関係の売り上げが減少し、効率化を図る必要があるとみられています。また、C-17の生産が2015年、F/A-18の生産が2017年、F-15の生産が2019年に完了するため、軍用機の開発・生産でも苦境に立たされています。

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