スクート、川崎重工の787胴体製造工場で神事 導入に向け期待

スクート、川崎重工の787胴体製造工場で神事 導入に向け期待

シンガポールを拠点に長距離路線を運航する格安航空会社(LCC)、スクートは2014年10月2日、川崎重工業の名古屋第一工場で開催された式典で、伝統的な神事が執り行われ、まさに「祝福」されていると787の導入に向けて期待を示しました。

川崎重工 787 胴体製造工場

川崎重工は787の胴体前部を製造しており、スクート、川崎重工、ボーイング、ロールス・ロイスのスタッフが式典に出席しました。このセレモニーは、宮司が787の胴体にお清め、おはらいをし、さらに787を導入、運航を開始するスクートの成功、成長を祈願するものでした。

式典では川崎重工の石川主典航空宇宙カンパニープレジデントも、「日本の工場でスクートを歓迎し、最先端の技術と古来からの伝統を披露でき、光栄です」とコメントしています。

スクートは2014年12月に787を受領する予定で、これに向けたマイルストーンになったとスクートのキャンベル・ウィルソンCEOは話しています。なお、スクートは787-8、787-9を10機ずつ、計20機を発注しており、初号機は787-9を受領します。この機材は「9V-OJA」として登録される予定で、2014年10月にロールアウト、12月にデリバリー、2015年1月に営業運航を開始します。

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