C-2グレイハウンド、初飛行から50周年【動画】

C-2グレイハウンド、初飛行から50周年【動画】

アメリカ海軍の艦上輸送(COD : Carrier Onboard Delivery)機、グラマンC-2グレイハウンドが、1964年11月18日に初飛行してから50周年を迎えました。映画「トップガン」ではマベリックが航空団司令に「トップを取らなければCOD任務に飛ばすぞ」と発破をかけられますが、重要な任務を担っている機体です。

C-2は航空母艦に陸上の基地から人員と物資、手紙などを輸送する機体で、昨年だけで400万ポンド以上の物資と2万3,000人以上の人員を輸送しています。現在35機のC-2Aが2つの飛行隊に配備され、分遣隊(DET)が空母とともに派遣されます。

C-2はE-2ホークアイの派生型で、胴体を拡張し後部に物資の搭載を容易にするリアランプを備えています。1965年から生産が始まり、1984年には39機の再生産契約が結ばれ、最後の機体が配備されたのは1990年です。そろそろ後継機も必要になり、C-2の発展型やV-22オスプレイ、S-3バイキングの改造型などが名乗りを上げています。

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