An-148、12月17日に初飛行から10年を迎える

An-148、12月17日に初飛行から10年を迎える

ニュース画像 1枚目:An-148-100
© ANTONOV
An-148-100

アントノフは2014年12月17日、An-148-100リージョナルジェットの初飛行から、ちょうど10年目を迎えました。同社はこの機材は革新的な航空技術を実現した、新世代の航空機だとしています。また、この機体はライト兄弟が人類初の動力飛行に成功した日に初飛行した機体でもあります。

ソビエト後に開発が手がけられた機体で、An-148プログラムは同社で初の大規模な市場ニーズにあわせたプロジェクトでした。顧客と密接に協力し、需要調査を行い、68人から89人が搭乗でき、VIP仕様、異常な状態、急病人や負傷者の輸送用途にも仕様できること、悪天候下での飛行、舗装された滑走路から未舗装滑走路まで使用できるほか、海抜4100メートルの高さの飛行場でも運航が可能です。

現在、世界3カ国、8航空会社に25機が導入されており、300万人の旅客を輸送しています。飛行時間は63,000時間を記録しており、月あたり400時間、1日あたり18時間となります。

導入しているのはロシアではロシア航空、アンガラ・エアラインズ、ポレット・エアラインズ、北朝鮮の高麗航空、派生系のAn-158をキューバのクバーナ航空が導入しており、ミャンマー空軍、アントノフ・エアラインズでも使用されています。

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