フランスのダッソーは、2015年3月9日、イタリア、スウェーデン、スペイン、ギリシャ、スイスなどと共同開発した「nEUROn(ニューロン)」無人機が100回目の飛行を実施し、同時にフランスでのテスト・キャンペーンをすべて完了したと発表しました。
nEUROnは、フランス国防装備総局(DGA)とダッソーが中心となって開発した無人戦闘機(UCAV)の実証機です。テストの第1段階はフライト・エンベロープの確認、電子光学センサーとデータリンクの評価で、第2段階はレーダーや赤外線センサーに対するステルス性を確認しました。
試験で得られたデータは将来の航空機開発に生かされるとともに、今後イタリアとスウェーデンで新たな試験が開始されます。