オーストラリア空軍パイロット、初めてP-8Aを操縦

オーストラリア空軍パイロット、初めてP-8Aを操縦

ニュース画像 1枚目:オーストラリア空軍のP-8Aチーム。左から2番目が今回飛行したピアーズ大尉。
© Commonwealth of Australia, Department of Defence
オーストラリア空軍のP-8Aチーム。左から2番目が今回飛行したピアーズ大尉。

2015年4月14日、オーストラリア空軍(RAAF)のパイロットが、初めてアメリカ海軍のP-8Aポセイドンを操縦しました。

RAAFのジェームズ・ピアーズ大尉は、4月14日、アメリカ・フロリダ州の海軍航空基地(NAS)ジャクソンビルで、P-8Aで約4時間飛行して同基地に着陸しました。ピアーズ大尉は「AP-3Cと比べたら、P-8Aの自動化とパイロットの支援機能は驚くべきレベルだ。P-8Aは期待どおりに飛んでくれた」と話しています。

RAAFは2017年から2021年までに8機のP-8Aを配備する計画を立て、アメリカ海軍の第10哨戒飛行隊(VP-10)にピアーズ大尉ら7名の要員を派遣しています。彼らはRAAFのP-8A導入に際して先導的役割を果たします。また、2016年からはアメリカ海軍VP-30での本格的な要員訓練が開始されます。

オーストラリアは世界の海洋の約11パーセントにあたる広大な海域を管轄しており、40年以上使用してきたAP-3Cに代わってP-8Aを導入し、サウスオーストラリア州エジンバラ基地に配備します。同国政府はP-8Aの追加導入も検討しています。

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