ホンダ・エアクラフト・カンパニー(HACI)は、同社が開発するHondaJetが初めてヨーロッパを訪問、スイス・ジュネーブで開催されているヨーロピアン・ビジネス・アビエーション・コンベンション・アンド・エキシビション(EBACE2015)で実機を展示しています。
日本にも飛来した赤と白の機体記号(レジ)「N420HE」を展示しています。これは4月から開始したワールドツアーの一環で、EBACEの後はポーランド、イギリス、ドイツ、スイスの9都市で試乗やデモンストレーション・フライトを行います。HACIの藤野道格社長は、「ワールドツアーでHondaJetはさまざまな環境下で飛行し、運用や信頼性の面でデリバリーの準備が整っていることを確認できた」と語っています。
HACIの本社工場があるアメリカ・ノースカロライナ州グリーンズボロでは、顧客への納機に備え、製造済みのHondaJetが3機、飛行検査を行っています。さらに、製造ラインで20機のHondaJetの組立が行われています。